長引くコロナ禍で、経営者はどういう戦略を立てていかなくてはいけないのか。
これは本当に真剣に考えるべき考察です。
オンライン事業をされた方も、うまくいったこと、うまくいかなかったことってあったと思います。
でも、世の中には「うまくいったこと」しか出ていきません。なぜなら、発信者は「うまくいっている姿のみ」みせないと、信頼が得られないと思っているからですね。
特に、ビジネス系の発信者はそうです。成功事例が大好きです。ユーザーもそれを求めています。人にアドバイスをして対価を得ているので、そんな先生が失敗している姿を見せると、「自分でやったほうがいいやん」って思われてしまうかもしれない。だからこそ、うまくいった事例だけをPRします。
でも、実際にそれを見て真似ても、対してうまくいかないことってザラにあります。
それは、あなたとその発信者の現在地が異なるからなんですね。まったく同じ環境で、同じコンセプトで、同じくらいの規模で、似たような顧客で、同じスタッフの数でっていうこともありませんからね。
成功者を真似てもうまくいかないのは、やはりそれらが違うから、一概には言えないってことなんです。
私たちは、スポーツもオンラインでの収益を確保しないと「生き残れない」と思っています。
当然、それは今も変わりません。これからの時代、やはりデジタルについていかないと、取り残されちゃう確率が大きくなっちゃうんです。
でも、でもね。実際はみーんな苦戦していたんです。
オンラインに失敗してるんです。何度も何度も。
でも、それでも信じて、ずっと繰り返しアナウンスし続けたんです。みんな、オンラインを成功させるために、人数がいなくても、とにかくやり続けたんです。
でも、当然ですよね。コロナ禍のオンラインスポーツの事例なんて、世の中にないわけですから。
自分たちで見つけなくてはいけないんです。成功事例が出てくるのは、そこから3年〜5年後でしょう。
私たちは進化しなくてはいけない
そんなオンライン事業の試行錯誤をした2020年〜2021年。ようやくその兆しが見えてきました。
リアルに勝てない事業、リアルよりも効率がよくなる事業。このセグメントが少しだけできるようになってきたんです。
当然、対面型の事業と比べると、本当に雀の涙のような収益です。赤字中の赤字です。
でも、私たちは進化していかなくてはいけません。そのまま立ち止まっていては、潰れるのを待つだけになってしまいます。
今までもそうでしたし、きっとこれからもそうです。私たちは、進化しなくてはいけません。
変化に適応したものが生き残る
ダーウィンの好きな言葉があります。
生き残る種とは、最も強い者ではない。また、最も知的な者でもない。
生き残る種とは 最も変化に適応した者だ。
これ、まさに今の時代に合った言葉だと思うんです。
今までは「業界で1番にならなくては!」とか「誰よりも知識をつけなくては!」とかそういった時代でした。
『〜で1番を目指す。』これが資本主義のポピュラーな考え方であり、いわゆる「正義」だったわけです。
しかし、ダーウィンいわく、生き残るという分野において考えてみれば、変化に適応した者が生き残るという説を唱えています。
ハイスピードでゲームチェンジが繰り返される時代に突入し、くわえて、ウイルスによって未来予測さえできなくなったこの時代。
生き残るために、変化に適応していきましょう。もちろん、私たちと一緒に。
辛い時期が続きますが、お互いがんばりましょう!
応援しています!